食費の減額制度~入院費を減らせる可能性 [猿熊鳥爺さん]
最近、高齢家族の入院不安等を解消できそうな話題をメモしていますが、今回は食費の減額制度です。
入院をすると治療費のほかに、一食毎に食費も負担しなくてはなりません。
65歳以上の人が療養型病床に入院した時には部屋代+食費です。
(療養型病床の説明は省略させてください、ここでは)
普段の生活でも食費は発生するのですが、高齢者の入院では医療費も安くなく、長引くと意外と負担になるものです。
減額制度を利用すると食費や療養型病床の部屋代が軽減されます。
利用区分や制度の変更もあるので、あまり具体的には触れませんが、猿熊鳥爺さんのケースでは食費が260円→100円(1食あたり)に減額されています。
この制度、実は住民税非課税世帯など利用には条件もあります。
ただ、住民登録の世帯主がどう届けられているか確認すると、利用できるケースもあると思います。高齢者とそれ以外の人達が別の世帯になっていることが、少なくないと思うのです。結婚や親の高齢を機に同居したケースではよく聞きますので。
その場合は、高齢者世帯が住民税非課税であればOKです。
猿熊鳥爺さんのケースは、これに該当しています。
ここで浮いた医療費は、本人を励ますことに充てたり、サポートする家族のために使ったりして、入院生活が暗くならないようにできれば良いのではと考えて綴ってみました。
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